目次はじめに何を目指したか機器構成校内情報化実践(プロジェクト)成果と課題最後に 次へ

(3)DATAの蓄積(新東なんでも情報館構想)

 子どもが作り出す情報の蓄積場所として利用するページである。新東小学校航空写真が最初のページである。航空写真はクリッカブルマップになっており、そこから情報網に入ることができる。校舎をクリックすると、各教室が次の選択肢として現れ、学級→学級内での取り組みへと続き、子どもたちの作り上げた様々な情報へと到達できる。
 子どもたちは、だれでも自分で作ったデータをリンクさせることで、情報館作りに参加できる。教科で作り出されれるいろいろなデータがリンクされ、データバンクが子ども達の手で作られるようになる。
 校内の植物の写真が掲載され、その植物について調べたことがまとまられる。花壇にリンクされたページには、植え付けられている草花はもちろん、ミミズやカブトムシの幼虫など花壇の土の中の生物に関する情報、ミミズを扱った物語や歌、土や肥料、有機物の分解と微生物の関係、等々へと、無限の広がりが期待できる。新東小学校デジタル大百科事典を作り上げるのが目標である。子ども達は、デジタルカメラ、ビデオカメラを持ち、材料を作り、ホームページ作成技術を駆使し、制作する。(この部分は、新東小生物学研究所プロジェクトとして有志の子どもによって取り組まれている。)