目次/はじめに/何を目指したか/機器構成/校内情報化/実践(プロジェクト)/成果と課題/最後に
7 最後に
子ども達の成長を情報環境がどれだけ手助けできているか、については、「自然と関わり、人との関わりの中で、自ら考え判断し自ら活動していく子どもを想定し、自己実現を図るために積極的に活動する子どもを育成」するために、どれだけ有効であったかという分析をしなければならない。
自信を持って物事に取り組む子どもが増えていることは事実としてアンケートなどにも表れている、特に、人との関わりの有効性が指摘できるが、情報環境の構築がどれほど有効に作用したかについては、この論文作成時には分析できてない状態である。しかし、様々な体験活動とそれらの成果を結びつける「媒体」の役目を果たし、「道具」になり得たということは確かである。
協力者
新東小学校職員
教頭 山本 良信
教諭 山本 益実 小嶋 幸江 内埜 芳子 辻井 美幸 木村 春美 長谷川裕一
糸賀 洋子 石田 葉子 石川 寿美 太田 栄子
実施場所 茨城県稲敷郡東町立新東小学校
参考資料
・子どもがとらえた教育環境(人・空間・時間・情報から何を学んでいるか)
東洋館出版社
・学校の役割は終わったのか NHK「日本の宿題」プロジェクト NHK出版
・メディア・リテラシー 岩波新書 菅谷朋子著
・教育とデジタル革命 有斐閣選書 高島秀之著
・インターネットが変える世界 岩波新書 古瀬幸広・廣瀬克哉著
・食農教育(季刊) 農文協
・インターネット時代の教育情報工学T,U 森北出版 岡本敏雄編