目次/はじめに/何を目指したか/機器構成/校内情報化/実践(プロジェクト)/成果と課題/最後に 次へ
(4)卒業式を作る(平成11,12,13年度) 総合的学習の時間・特別活動
本校の卒業式は、1月から構想を練り、準備を進める。5,6年生が自分たちで計画し、実践する試みを展開しているので、毎年違った卒業式を行っている。「みんなのページ」から昨年度 の卒業式のビデオを見て考え始め、インターネットで検索し、いろいろな小学校の様々な形の卒業式を参考にする。メールでのやりとりを通して式の様子を確かめながら、進められる。父母への参加要求を出したり、保護者や地域の人を巻き込んだ卒業式となる。
12月 卒業式のテーマや実施方法について話し合う
1月 関係者との話し合い
2月 準備(会場、配置、飾り付け、式次第など具体化する)
3月 練習(計画に従って練習)
◆平成11年度テーマ「感謝」 平成12年度テーマ「未来へ」
◆会場の配置 卒業生、在校生、職員、父母、来賓が円形に囲み、円内で証書の授与、あいさつが行われる。天井には大きな折り鶴の飾り付けある。
◆式次第 毎年工夫される。父母からの言葉や卒業生の主張が入ったりする。
◆BGMや式歌なども子ども達の選曲により、効果的なものが選ばれる。
12年度は、学校に譜面のない曲が式歌にあげられ、譜面を確保するためにインターネットで検索し、合唱祭で使ったという秋田県の小学校から譜面を取り寄せ、式歌を練習した。インター ネットが思わぬところで役に立っている。
(5)卒業CDROM制作(平成9〜13年度)プロジェクト 総合的学習の時間
平成9年度の卒業生から作り始めている。卒業文集に写真を加え、html形式にまとめるの で、ほとんどのパソコンで再生できるように作っている。3学期を通して、HP作成技術を使ってまとめられる。300〜500MBぐらいの資料がCDROMに入れられている。
12月 構想を練る。
1月 資料(文書、写真、映像など)を収集 コンテンツの作成
2月 構成
3月 CDROMに焼き付け
一人一人のページや蓄積された資料、文集など卒業期に作る資料を、卒業CDROM用のフォルダに集め、編集作業を繰り返し、完成させる。