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(7)日常生活の中で 日常活動
ア 2000kmマラソン(全児童)
グランドには100メートルのトラックがある。全児童で2000kmマラソンを走り抜こうという企画で、朝、休み時間や放課後にトラックの周回数をパソコンに入力し、記録していく。学級名簿が表れ、周回数を記入すると全校児童分の周回数が合計され、グラフに表れるというシステムを、エクセルを使って作った。毎日の記録と全校児童の総計が分かるの で、パソコン室や教室のパソコンを使い、いろいろな時間に入力している。参加意欲や全体へ寄与意識を高める手段の一つとなっている。
他に、身近な生活への利用として、運動会での対抗種目の得点集計など便利な道具として利用している。
イ 学級日誌(6年生)
学級日誌をパソコンでつけている。デジタルカメラで撮影した写真を取り込み、コメントをつけ、ページを仕上げている。写真を使った1年間の活動の記録であり、「学校日記」の技術をそのまま使っている。この記録は、卒業CDROMに載せられる。
ウ チャット
Hotmailを子ども達が使うメールとして利用しているので、そこからチャットを休み時間に楽しんでいる。
エ パソコン室内のソフトの開放
パソコン室内にあるソフトについては、休み時間や放課後自由に使うことができる。特に、低学年の利用が多いようである。
オ 放送
CDからmp3形式で取り入れた音楽、音声資料を放送で、パソコンから出力することで利用している。運動会の放送などは機材が少なくなり、大変便利になっている。選曲などや取り入れたデータの処理は、放送委員が行っている。
カ Web放送
各委員会からの連絡、発表、小学生の主張、歌手デビューなど、ビデオカメラで撮影した映像を流し、好きな時間に、何度でも見られる。Web放送を進めている。
本校では、子ども達の企画が子どもによって職員打ち合わせの場で提案される。企画の実行委員は計画書を作り、(学校全体に活動が及ぶ場合)職員打ち合わせで提案する。教師からの質疑に丁寧に答えている様子を撮影し、Web放送に載せている。