目次はじめに何を目指したか機器構成校内情報化実践(プロジェクト)成果と課題最後に 次へ

4 校内情報化社会の構築

 インターネット上に多くの人たちがホームページを持つように、子どもたち一人一人がホームページを持ち、そこに情報の蓄積と自由な構成で自分のページを作っていく。図書館があるようにネット上にも、デジタル書庫を作り、VODを可能にし、(一人一人のページからもリンクが可能)利用できるデータを蓄積し、また、ホームページを利用した共同作業を展開する。校内のイントラネットへの高度情報化社会の反映である。以下、その内容について詳しく説明したい。

 ○みんなのページ構想(子どもと共に創る情報空間) 

 「子どもと共に創る情報空間」を目指して、校内イントラネットを構築をしている。システムの名称を、「みんなのページ」とした。LAN上のパソコンの画面に、「みんなのページ」が表示される、子ども達の情報交換や様々な校内情報に至るリンク集になっている。
 みんなのページ(写真上)に含まれる情報の内容は、以下のようである。

子ども一人一人が作るホームページ(全児童の名前が掲載され−写真中央、名前から一人一人のページを見ることができる。)

学校や児童の作り上げた情報(新東なんでも情報館という中にまとめられ、学校の歴史をはじめとして、子ども達が、自分たちで調べ、作り上げた様々な情報を得ることができる。「新東なんでも情報館」(写真下)は、新東小学校の航空写真にいろいろなデータがリンクされ、場所をクリックすることで情報が得られる。また、ビデオスケッチでは、日常生活をビデオで見られる)

デジタル書庫 映像資料(理科、社会、道徳、行事の記録などのビデオ)、音声資料(音楽、朗読など)を蓄積し、VOD環境を構築した。

いろいろなプロジェクトの進行状況 米作り、宿泊学習、生物学研究所などの進行状況を知ることができる。

交流の入り口になっている。画面から直接リンクされるのは、ダンコンプロジェクトである。各項目について、以下に詳しく述べる。

           ┌─  一人一人のホームページ(氏名でリンク)
 みんなのページ│ 新東なんでも情報館(航空写真よりクリック)
           ├─ デジタル書庫 ┌ インターネット図書館
           │            ├ ビデオ図書館
           │           └ インターネット音楽室)
           ├─ お知らせ(田んぼは今、連絡、リンク、委員会)
           ├─ 卒業CDROM(平成9〜12年)
           └─ 作成方法(ホームページ、写真、映像の取り込み)