2009年2月8日（日）、本財団セミナールームに於いて、第17回「上月情報教育研究助成事業」審査会が開催されました。審査会では、清水康敬審査委員長、赤堀侃司審査委員、岡本敏雄審査委員、近藤勲審査委員、正司和彦審査委員、永野和男審査委員、三宅なほみ審査委員、山西潤一審査委員、以上8名の先生方による厳正な審査が行われ、その結果、18件の助成が決定いたしました。
また、引き続き第16回「上月情報教育研究助成事業」助成対象者が提出した中間報告書により研究状況についての報告会が行われ、研究・実践を進める上でのアドバイス事項について話し合われました。

グループ名 代表者名 （または個人名） 所属 テーマ 菊池郡市情報教育研究会 河野　圭一 熊本県 菊池市立泗水小学校 情報活用の実践力と情報モラルの関連を重視した情報教育の具体的展開と評価 岡山県学校管理職 CIO研究協議会 岸　誠一 岡山県 美作市立英田小学校 学校の情報化を一気に加速する学校管理職CIO化研修プログラム 札幌市立山の手南小学校 新保　哲夫 北海道 札幌市立山の手南小学校 ICTを活用して子供に明解に説明する力をもつ教師の育成 高山市立三枝小学校 瀬ノ上　裕 岐阜県 高山市立三枝小学校 地域を知り、地域に誇りを持ち、「ふるさと」を認識するための児童・地域住民の手による地域デジタルアーカイブ 「三枝デジタル博物館」の作成 北海道深川市立一已小学校 竹内　一裕 北海道 深川市立一已小学校 「コミュニケーションツールとして情報機器を活用しながら、情報モラルも身につけることができる指導カリキュラムと実践事例」の開発 教育ソフト利用研究会 仲川　隆雄 埼玉県 入間市立新久小学校 情報教育におけるアウトプット型学習の研究 〜単元構成を意識した学習計画および授業展開の具体的研究〜 仙台メディアキッズ・アドバンス 成田　忠雄 宮城県 丸森町立耕野小学校 サウンドスケープ・マップを用いて教科の中で育てる新しい総合学力 〜音と言葉による情報活用能力とコンピテンシーの育成〜 ＤＳＴ活用研究会西が丘グループ 藤田　しおり 三重県 津市立西が丘小学校 小学校外国語活動におけるデジタルストーリーテリングの実践と効果 岡山市中学校　放送研究部会 秋森　洋子 岡山県 岡山市立高松中学校 中学校放送部員が動かす学校の創造 〜コミュニケーション活動の活性化のために〜 市内合同の研修会から得たノウハウと人的関係をベースにして 情報教育とATIを考える会 市原　靖士 滋賀県 甲賀市立甲南中学校 技術科教育における生徒の問題解決を支援するディジタルコンテンツ及び学習支援システムに関する実践的研究 日立市情報教育研究会 大地　斉 茨城県 日立市教育委員会 生徒の学習の振り返りを教師の授業設計・授業改善に生かす研究 〜学習の振り返りソフト・授業改善システムの開発と実践を通して〜 東海スクールネット研究会 栗本　直人 愛知県 滝高等学校・中学校 小中高における「二足歩行ロボット」活用教育のためのキットとカリキュラムの研究開発 田崎　諭 （グループ研究） 茨城県 筑西市立下館西中学校 Web2.0ツールWikiを活用した協働学習の在るべき方向性 熊本情報技術教育研究会 萩嶺　直孝 熊本県 熊本大学教育学部附属 中学校 実社会との関わりを理解させるためのプログラムと計測・制御の学習指導方法の工夫 高校における情報デザインを研究する会 五十嵐　誠 神奈川県 神奈川県立横浜清陵総合 高等学校 情報デザイン能力を育成するための実践的カリキュラムの研究 〜問題解決型の学習で利用できるシラバス・教材・授業手法の開発〜 福岡情報教育授業研究会　福岡県高校情報グループ 倉光　浩二 福岡県 福岡県立修猷館高等学校 次期教育課程における高校教科「情報」のカリキュラム・授業設計・教材および評価方法の開発等に関する研究 ドリトル研究会 野部　緑 大阪府 大阪府立桃谷高等学校 車型ロボットBeauto chaserと日本語オブジェクト指向 プログラミング言語ドリトルを利用した、「モデル化と シミュレーション」分野についての実践的研究 津商ＩＣＴ活用授業研究会 藤田　裕之 三重県 三重県立津商業高等学校 Web上で可視化しながら学び合う高等学校国語科におけるコラボレーション学習の実践研究

（敬称略）

（審査会並びに中間報告会の様子）