2021年4月8日

一般財団法人 上月財団は、2020年10月8日(木)、東京都港区北青山に於いて、第17回「クリエイター育成事業」認定者の作品選考会を開催しました。

全国のクリエイター志望の応募者136名の中から、選考委員による厳正な選考を経て合格した第17回「クリエイター育成事業」認定者30名が、本財団の助成を受けて日々創作活動に励んでいます。

助成期間中は定期的に作品を制作、提出していただき、継続審査を行っています。
8月度は「上月財団」、9月度は「柔道」をテーマとした作品の中から、下記のとおり優秀賞・努力賞を授賞しました。

また、過去には「柔道」をテーマとして制作した作品が、実際の大会でポスターとして採用されています。
・第16回(2019年度)認定者 大橋紗貴さん「柔道グランドスラム大阪2019」ポスター 詳細はこちら
・第15回(2018年度)認定者 林尚之さん「第35回皇后盃全日本女子柔道選手権大会」プログラム表紙 詳細はこちら
・第14回(2017年度)認定者 児嶋さくらさん「2019年度 第16回 全国小学生が宇年別柔道大会」ポスター

今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、ポスターへの採用は見送られましたが、本事業の継続審査作品は、今後の創作活動の糧になるとともに、クリエイターとしてのチャンスが広がるいい機会となっています。

一般財団法人 上月財団は、今後もデジタルアーティスト・イラストレーター・漫画家などのクリエイターを目指す若い方たちを支援していきます。

柔道

優秀賞
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「勢い」が印象に残るような作品にしたかったのでそれを意識して制作しました。
また、配色は柔道の道着をイメージした青色を用いました。
墨絵風にすることによって「日本発祥のスポーツ」であることを表現しました。
今回の作品は「大会のポスターとして使用する」という前提を意識し
パッと見て目にとまりやすいようにシンプルで分かりやすいように描きました。
この絵を描く上でどんな構図が分かりやすく、かっこいいか、
柔道の技をいろいろ見て決めました。
このような賞をいただくことができ、本当に嬉しく思います。
私自身柔道について知らないことが多く、不安でしたが
とても楽しみながら制作をすることができました。
また制作にあたって柔道の様々な技や型を調べ、
「どのように描けばこの技のかっこよさ、力強さを伝えられるか」を考えることで
自分が表現したことのない描き方に挑戦することができました。
今回はこのような機会を与えてくださり、ありがとうございました。
岩﨑いず穂(第17回「クリエイター育成事業」認定者)
優秀賞
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試合に立ち向かう瞬間を描きました。
「勢い」の表現にこだわりました。
この度、優秀賞をいただき、誠にありがとうございました。
自分の描きたいものと、課題のニーズを一枚の絵にまとめて、楽しかったです。
これからも、より優秀な作品を出せるよう、頑張ります。
PAN LINGYAN(第17回「クリエイター育成事業」認定者)
努力賞
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今回あえて女子柔道にフォーカスしました。
理由は色々あるのですが、1つは大きく表情で勝負しようと思ったからです。
個人的な視点なんですが、柔道って男性はクールな表情で戦ってて、
女性は表情から相手に勝とうとしている感じがしたんです。
最初はただ女性選手が帯を結んでいるようなものを描こうとしていたんですが、
インパクトがないなと、背負い投げを描いてみようってなりました。
そうなるとやはり難しかったのは選手のポーズや、柔道着を引っ張った感じとかですね。
「熱い戦い」感を出すのにも工夫しました。こだわりはやはり表情です。
どの色にしようか、試行錯誤の上様々な色を多用した結果、混ざって黒くなったみたいなこの絵。
しかしその色にはきっと、努力が滲み出てたのかぁと。
純白な努力なんて多分存在しないだろうし、少なくとも私には似合わないですね。
努力賞…とにかく嬉しいです!ありがとうございました!
矢澤竜祐(第17回「クリエイター育成事業」認定者)

上月財団

8月度テーマの対象作品については、都合により受賞者のコメントのみ、発表させていただきます。

優秀賞

コンセプトは“未来に向かって続いてく”です。
「スポーツ・教育・文化の振興と発展」から繋がりや広がっていくようなイメージで制作しました。
具体的なモチーフを描かずに、できるだけ抽象的で円を描くようなデザインになるよう工夫をしました。
特にこだわった所は「色」です。
クリエイターやスポーツ選手を目指す人にとって共通して欠かせないものは
“強い気持ち”や“情熱”だと思っているので赤を選び、
勢いや光が差すような印象になるようにグラデーションで仕上げました。
この度は作品をお選びいただきありがとうございます。
これからも、この経験を糧に幅広い分野で活躍できるクリエイターを目指し
日々の積み重ねを大切にします。
松見楓子(第17回「クリエイター育成事業」認定者)
努力賞

スポーツ・教育・文化の振興と発展の理念をマークに込めました。
爽やかなブルーにスピードを感じさせるオブジェクトはスポーツを表現し
暖かみのある複数の円のオブジェクトは芸術・文化を表しました。
それらを包み込むような円状のオブジェクトは上月財団を表しました。
上月財団を表す形状は人型のようにして、
中のオブジェクトを抱きしめ、育てているようなイメージにしました。
スタイリッシュな形状にしつつも、どこか温もりのあるような印象を与えられるデザインを目指しました。
今回このような賞を頂けてとても嬉しく思っています。
そして、普段ロゴマークのデザインをする機会がなく、アイディアを出すことに非常に悩みましたが、
この課題によって得られたことがたくさんありました。
このような機会をくださりありがとうございました。
表現の幅がさらに広がったように思えます。
反省点もあるのでこの制作を今後にも活かし精進していきたいと思います。
ありがとうございました。
岩﨑いず穂(第17回「クリエイター育成事業」認定者)
努力賞

3つの理念を柱として考えている点に着眼し、パッと見の印象を一瞬で与えるため
シンプルに四角と円のグラフィックでコンセプトを凝縮しデザインに落とし込みました。
要素をできるだけ削ぎ落とすところに注力し、ロゴとして瞬時に認識されるよう工夫しました。
何を表現するかよりも、何を無くすかという部分が一番難しかったがこだわった点でもあります。
そもそも毎月の作品に賞があるとは思っていなかったため、
結果が送られてきたときには驚きが強かったですが、純粋に嬉しいです。
非常に表現においてもモチベーションが上がったので、
今後も作品の制作等にこの意欲を活かせたらなと思います。
杉山佑太(第17回「クリエイター育成事業」認定者)
努力賞

文武両道をテーマに、繊細さと力強さが共存したグラフィックを目指しました。
色はシンプルに赤と白を用い、全体の形が上月財団のKに見えるようデザインしました。
ある程度細かい表現を行いつつ、あくまでロゴマークとして、
小さなサイズで見ても成立するように注意しながら作りました。
普段はイラストレーションを主に制作しておりますので、
デザインの作品でこのような評価をいただけて、大変光栄です。
今後の作品も引き続き頑張って制作していきたいと思います。
この度はありがとうございました!
林尚之(第17回「クリエイター育成事業」認定者)

一般財団法人[非営利型]上月財団は、コナミホールディングス株式会社の創業者で代表取締役会長を務める上月景正によって設立され、35年以上にわたるあゆみを通して、スポーツ・教育・文化の振興と発展、並びにより良い社会の形成等、公益の増進を目的とする事業を展開しています。
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