2022年08月03日掲載
2022年10月04日更新

一般財団法人 上月財団は、2022年7月27日(水)、第19回「クリエイター育成事業」二次選考会を都内で開催しました。

「クリエイター育成事業」は、クリエイター(デジタルアーティスト、イラストレーター、漫画家等)を目指している15歳から25歳位までの方に対して助成するものです。

2022年3月1日から5月6日までの募集期間中に、全国各地から未来のクリエイター163名よりデジタルや手描きで制作したイラストや漫画が寄せられ、40名が一次選考を通過しました。

二次選考会では、当日発表されたテーマに沿って作品を制作する実技審査と面接を行いました。

株式会社手塚プロダクションの松谷孝征社長をはじめ、漫画家のくらもちふさこ先生、アニメーションの分野で幅広く活躍している東京藝術大学大学院 映像研究科の伊藤有壱教授、コナミグループ株式会社の東尾公彦代表取締役社長で構成される選考委員会による厳正な選考の結果、合格者30名を決定しました。

選考結果の発表に先立って、東尾選考委員長から挨拶があり、二次選考会参加者へ、今後の活躍を期待する激励の言葉を贈りました。
続いて、松谷選考委員による講評の後、選考結果が発表され、東尾選考委員長が認定書を授与しました。

コロナ渦においても、安心して創作を継続していただけるよう、合格者には財団より一年間、年額60万円を助成します。

また、この日、2018年度「クリエイター育成事業」認定者で、漫画家として活躍している桃川ゆきの先生による、特別対談が行われました。

2004年度に本事業を開始して以来、延べ640名を助成対象者として決定し、多数のクリエイターが第一線で活躍しています。
一般財団法人 上月財団は、今後も、デジタルアーティスト・イラストレーター・漫画家等のクリエイターを目指す若い方たちを支援していきます。

実技
(実技)
ご挨拶
(ご挨拶)
講評
(講評)
認定書授与
(認定書授与)
特別対談
(特別対談)
記念撮影
(記念撮影)

助成対象者(30名)

有田 世奈
井上 息吹
入交由佳子
上原明日香
大坂 樹矢
大洞佳奈穂
奥野 智萌
兼子 サラ
木下 真久
鍬本 雄大
國分莉佐子
坂梨 好香
佐々木晴子
清水 基加
謝花えみり
白川 深紅
新苗 千怜
田中 瑠璃
玉木 雪実
中川沙羽子
西  晴香
萩原ひかる
林  尚之
龐   雯
肥後 朱里
福留可南子
増田 優太
美舩 彩那
𠮷澤 拓真
和田 愛梨

今回、助成対象者に選ばれた方々から以下のようなメッセージが寄せられました。

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この度は、第19回助成対象者として
認定していただきありがとうございます。
私はまだクリエイターの道半ばであり、
挑戦してみたいことが沢山あります。
しかし、新しいことを始めるには
やはり少なからずお金がかかり、
その費用を自分で賄うには制作時間を
大幅に削らなくてはいけません。
そんな中で、上月財団様の助成は
とてもとてもありがたいです。
日々精進し、誰かの心に深く残るような作品を創る
表現者になれるよう頑張ります。
何卒よろしくお願いします。
西晴香(第19回「クリエイター育成事業」認定者)
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この度は助成対象者として
認定していただきありがとうございます。
挨拶の中で二年振りの実地での
二次選考会とお聞きし、
ここ数年の未曾有の事態に
様々な変化を強いられたことを思いました。
同じ会場でクリエイターを目指す同世代と
しのぎを削った経験は、
今後の制作における動力源のひとつになると
確信します。
助成金を生かし、実りのある一年となるよう
制作に励んで参ります。
今後ともよろしくお願いいたします。
奥野智萌(第19回「クリエイター育成事業」認定者)
一般財団法人[非営利型]上月財団は、コナミグループ株式会社の創業者で代表取締役会長を務める上月景正によって設立され、40年にわたるあゆみを通して、スポーツ・教育・文化の振興と発展、並びにより良い社会の形成等、公益の増進を目的とする事業を展開しています。
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