2019年8月7日
一般財団法人[非営利型]上月財団は、2019年8月2日(金)、東京ミッドタウンに於いて、第16回「クリエイター育成事業」二次選考会を開催しました。
「クリエイター育成事業」は、クリエイター(デジタルアーティスト、イラストレーター、漫画家等)を目指している15歳から25歳くらいまでの方に対して助成するもので、2004年度から行っており、今回で16回目となります。
2019年2月20日から5月10日までに、全国各地から未来のクリエイター158名よりデジタルや手書きで制作したイラスト作品や漫画作品が寄せられ、7月4日に行われた一次選考を通過した49名が二次選考会に臨みました。
二次選考会では、当日発表されたテーマに沿って作品を制作する実技審査と面接を行いました。
株式会社手塚プロダクションの松谷孝征社長をはじめ、漫画家のくらもちふさこ先生、アニメーションの分野で幅広く活躍している東京藝術大学大学院 映像研究科 伊藤有壱教授らで構成される選考委員による厳正な選考の結果、合格者31名を決定しました。
選考結果の発表に先立って、東尾公彦選考委員長から挨拶があり、二次選考会参加者へ、今後の活躍を期待する激励の言葉を贈りました。
続いて、来賓の文化庁 参事官 坪田知広様からのご挨拶、松谷選考委員による講評の後、選考結果が発表され、東尾選考委員長が認定書を授与しました。
合格者には、財団より一年間、助成金として年額60万円を交付します。
また、この日、これまでに「クリエイター育成事業」で支援し、現在プロとして活躍している方々の作品を展示したほか、NHK Eテレ「0655」「2355」日めくりアニメ等で担当を務めるアニメーション作家の田中美妃先生による特別対談が行われました。
会場の皆さんは、田中美妃先生のお話に熱心に耳を傾け、質疑応答では多くの質問が寄せられました。
一般財団法人上月財団は今後も、デジタルアーティスト・イラストレーター・漫画家などのクリエイターを目指す若い方たちを支援していきます。
![]() (実技) |
![]() (面接) |
![]() (ご挨拶) |
![]() (来賓挨拶) |
![]() (講評) |
![]() (認定書授与) |
![]() (記念撮影) |
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![]() (展示) |
![]() (特別対談) |
助成対象者(31名)
- 事業概要
- 第16回「クリエイター育成事業」募集要項
- 第16回「クリエイター育成事業」一次選考会(2019年07月04日)
- 第15回「クリエイター育成事業」二次選考会(2018年07月25日)
- 第15回「クリエイター育成事業」一次選考会(2018年07月03日)