2021年8月3日
一般財団法人 上月財団は、この度、第18回「クリエイター育成事業」助成対象者を決定しました。
今回で18回目を迎える「クリエイター育成事業」は、クリエイター(デジタルアーティスト、イラストレーター、漫画家等)を目指している15歳から25歳位までの方に対して助成するものです。2004年度に事業を開始して以来、延べ610名を助成対象者として決定し、多数のクリエイターが第一線で活躍しています。
2021年2月から5月までの募集期間中に、全国各地から未来のクリエイター197名よりデジタルや手書きで制作したイラスト作品や漫画作品が寄せられました。
株式会社手塚プロダクションの松谷孝征社長をはじめ、漫画家のくらもちふさこ先生、アニメーションの分野で幅広く活躍している東京藝術大学大学院 映像研究科の伊藤有壱教授、コナミホールディングス株式会社 代表取締役社長の東尾公彦で構成される選考委員による厳正な選考の結果、合格者30名を決定しました。
新型コロナウイルス感染防止の為、様々な活動の自粛を余儀なくされています。従来の創作活動を行うことが難しい状況が続いている中、安心して創作を継続していただけるよう、合格者には財団より一年間、助成金として年額60万円を交付します。
一般財団法人 上月財団は今後も、デジタルアーティスト・イラストレーター・漫画家等のクリエイターを目指す若い方たちを支援していきます。
(選考) |
今回、助成対象者に選ばれた方々から以下のメッセージが寄せられました。
この度は、このような栄誉ある助成金にご採択くださりありがとうございます。 コロナ禍により多くの芸術の発表の場が限られる中、 クリエイターや芸術家にとって継続的に制作を続けていくことは想像以上に厳しく、 また表現者として作品を世に出す意味を考えさせられる年でした。 そんな様々な困難と向き合う中で、このように活動をご評価いただき、 ご支援いただけることは何よりの励みになります。 これからも応援のほどよろしくお願いいたします。 副島しのぶ(第18回「クリエイター育成事業」認定者)
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このような機会を与え ていただき、ありがとうございます。 昨今を騒がせているウイルスにより、芸術だけでなく生活を制限せざるを得ない状況です。 そんな中、支援され絵を描くことができるということは、 私はいかに恵まれた者なのかとありがたく思います。 この世の一人でも多く私の世界を見ていただけるように頑張ります。 新苗千怜(第18回「クリエイター育成事業」認定者)
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この度は助成対象者として認定していただきありがとうございました。 クリエイター志望者にとって、画材費用等の活動費を賄いながら 制作時間を作ることはとても難しく大変なことです。 そのため上月財団様の支援は大変励みになります。 また制作は一人で向き合うことが多く辛い場面もあります。 しかし30名のクリエイター志望者が同じように頑張っていると思うと 「自分ももっと頑張ろう」と強く思います。 一年間どうぞよろしくお願いします。 岩﨑いず穂(第18回「クリエイター育成事業」認定者)
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この度は助成対象者に認定していただき、誠にありがとうございます。 私は現在、専門学校に在籍しており、漫画家兼イラストレーターとして 活躍することを目標に、日々の活動に励んでおります。 一年間の助成金を最大限に活かして、確実に業界で生き残れる実力を 身につけられるよう精進していく所存です。 何卒よろしくお願いいたします。 小八重翔(第18回「クリエイター育成事業」認定者)
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[関連リンク]
- 事業概要
- 募集要項
- 第17回「クリエイター育成事業」選考会(2020年08月17日)
- 第16回「クリエイター育成事業」二次選考会(2019年08月02日)
- 第16回「クリエイター育成事業」一次選考会(2019年07月04日)
一般財団法人[非営利型]上月財団は、コナミグループ株式会社の創業者で代表取締役会長を務める上月景正によって設立され、40年にわたるあゆみを通して、スポーツ・教育・文化の振興と発展、並びにより良い社会の形成等、公益の増進を目的とする事業を展開しています。
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