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誰でも簡単ベランダでできる野菜の作り方


100円ショップで購入できる園芸資材を使って学校でも家庭でも簡単に栽培できる野菜の作り方を20種類紹介している。その野菜の種類は上記のメニュー画面の画像のとおり、小カブ、ソラマメ、ミニトマト、ハクサイ、ナス、ガーデンレタス、ホウレンソウ、オクラ、ピーマン、キャベツ、チンゲンサイ、二十日ダイコン、サツマイモ、イタリアンパセリ、イチゴ、レモンバーム、インゲン、タイム、コマツナ、キュウリの20種類である。タネのまき方から収穫まで今回のコンテンツ制作のために実際に栽培して撮影した写真付きで紹介している。 キャベツを例に紹介する。各野菜の作り方のトップページには、みずみずしいキャベツの実を掲載し、栽培意欲をかき立てるようにした。
また、特徴や栽培時期を提示し、栽培計画が立てられやすいように工夫した。特徴では「大きなコンテナや麻袋を使っても栽培することができます。アオムシなどの害虫がつきやすいので寒冷紗などの虫除けを使うかこまめに害虫を捕獲する手間が必要です。コンテナ栽培では、早く収穫できる小玉キャベツの品種があります。用途に応じて品種を使い分けると良いでしょう。」というように大まかな概要を知らせ、栽培に必要な資材などの用意や注意点を知らせた。栽培カレンダーでは、一目で栽培計画がわかるようにイラストを使うなど視覚的にわかりやすいものにした。
栽培方法としては、「植え付け」「育て方1」「育て方2・収穫」と項目を分け、それぞれの時期の栽培方法を写真を使って紹介した。
 植え付けでは、タネの写真を掲示した。タネの写真は、既存の野菜本やインターネットではあまり紹介していない。しかし、タネを見ると「トマトとナス」が同じナス科であることが一目瞭然である。野菜作りでは「連作障害」といって同じ科の野菜を続けて作ると病気になったり収穫量が少なくなったりする。栽培面積が小さい家庭菜園では、何度も同じ場所に同じ科の野菜を栽培してしまい、連作障害を起こすことが多い。そうしたことがないように視覚的に学習できるようにした。

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 「育て方1」では、キャベツの最大の害虫であるモンシロチョウの幼虫のアオムシについて紹介するとともに、寒冷紗を使った予防法について知らせた。
 また、これまで学校や家庭など土地がない場所でのキャベツ栽培は無理と考えられていたが、100円ショップで購入した麻袋を使って栽培する方法を紹介した。
 「育て方2・収穫」では、キャベツは普通、露地栽培と言って畑に直接植えて栽培するため水切れすることもないが、麻袋での栽培では、水やりについて気をつけないとならないことからそうした留意点を紹介した。また、みずみずしく新鮮なキャベツの実を紹介することで栽培意欲をかき立てるようなものとした。