目次 1 取り組みのねら  2 過去3年間の取り組みについて 3 本年度の取り組み  4 評価   5 まとめ  


4 評価について

 活動の評価は、自己評価、友達相互の評価、教師の評価

の3つの評価を用いる。また、自己評価のための評価項目は、永野和男先生らの「情報教育の目標リスト」の項目を学校用に整理したものを用い、結果を記入しておく。

 総合的な学習の場合、教師は事前に学年の中で、今回の取り組みではどのような項目を評価していくか。すなわちどのような力をつけるために支援していくのかを打ち合わせする。そして、その内容について支援・評価していく。

資料10  評価項目用紙(一部分)

この資料は、持ち上がり、2年、3年への資料となり、どの生徒がどの内容について満足できる評価をしているのか。また、どの生徒がどの部分が不十分なのかがわかる。

(1)単元ごとの評価

この例では、「PR富山」という取り組みで、T―1、X―1をねらいとして(黄色の部分)評価したものである。

 

(2)この単元ごとの評価は、下の個人票にリンクされており、この評価を記入することで個人の評価が蓄積されていく。

 このようにして行うことで、担任が変わっても教科あるいは総合的な学習でこれまでどのような力を育てようと取り組み、また、個人個人でどのような力が身についているかということが分かりやすく、個人の支援に活用できる。