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5.ASK-NETプロジェクトの1999〜2001年の成果
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5.6 これまでの成果のまとめ
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30年にも及ぶ、教育作り運動にインターネットを導入するには多くの人達の理解と賛同を得なければならなかった。今回、この研究をまとめるにあたり担当者が一番頭を痛めたのは、この運動があまりにも大きく、全体像をつかむまでにかなりの時間がかかったことだ。そして、私学だけではなく、本来の教育作り運動に参加をする仕組みを作り上げてきた、愛知の私学運動を支える人達に敬意を表したい。
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こうした運動をWeb化するとどのような効果が得られたのであろうか。現在、考えられる効果をまとめると以下の4点になる。
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(1)透明性
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インターネット上に情報を公開することで、このコミュニティの透明性を一段と上げることができた。コミュニティの透明性を上げるということは、このコミュニティに参加を希望する人達に常に開かれているということであり、参加を希望する人達がいつでも参加することできるようになる。
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(2)アクセス
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このコミュニティの情報へのアクセスの容易さが、一段と参加を促すこととなる。はるばる東京、大阪などからサマーセミナーに参加する市民や学生はこのアクセスの容易さが生み出した。
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(3)連続性
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コミュニティを構成するメンバーは、時間と共に変化していくが、掲示板や電子メールによって、卒業後もこのコミュニティに継続的につながることが可能となった。このことで、さらに長い時間軸のなかで、コミュニティに参加する人間の相互作用が生まれ、コミュニティの連続性を高めた。
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(4)リアルとバーチャルを結ぶ掛け橋としてのインターネット利用の普及
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Web上で全ての目的を果たすことができるサイトではなく、ASK-NET上の情報は、基本的に実際に出会わなければ、その場に参加しなければ完結しない情報である。例えば、ヤフーなどの検索サイトで検索すれば、驚くほどたくさんの情報が検索されてくるが、それはどこまでクリックしても情報でしかない。生徒たちは、インターネットで情報を検索することは授業で行えばすぐに覚えるが、実際にその情報の発信者に直接会うどうかは別問題である。主に、インターネット上のサイトは自己完結しすぎ、生徒たちは、情報を検索して表示し、レポートにペーストしただけでわかったような気になってしまう。
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しかし、例えばサマーセミナーで検索させるコンテンツとは、実際にサマーセミナーに参加して講座を聴かなければわからないという未完結な情報である。それは、実際に足を動かして、出会うという前提でのインターネット利用であり、これは生徒らに、インターネットを、未知なリアルな人間への掛け橋として位置付け、身近で実際に存在している人と自分との接点を見つけだすサイトとなっている。
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