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4.ASK-NETプロジェクト
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4.2 ASK-NET設立前夜
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「愛知私学運動が作り出している教育づくりは、規模が大きく、しかも、閉鎖的といわれる学校を地域へと開いていく意味で非常に優れた実践を20年以上もの間、行ってきている。しかし、このような運動が身近にあったのに、なぜ、同じ愛知県民である自分が、これまで一度も聞かなかったのだろうか?」
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筆者、毛受が、愛知私学運動に出会ったときに感じたこの疑問が最初の出発点であった。実際に運動に参画してみたところ、イベントそのものは誰でも参加できる開かれたものにもかかわらず、情報発信の範囲がどうしても私学関係者とその周辺にとどまっているために、結果的に私学のものとなっていることがわかった。「国公立の学校ではここまでの教育づくりは行うことが難しい。愛知サマーセミナーなど、教育改革を広げていけるイベントを、私学だけではないもっと多くの人々に知らせ、参画してもらい、学びの本質を問いかけていく必要がある。そのためには、情報発信のメディアが必要だ。それならば、21世紀をにらみ、これからの情報メディア・インターネットでやってみよう」と考えるに至った。それがASK-NETプロジェクトである。そして、大学生の友人に意義を説明し、賛同する仲間を集めはじめた。
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「コストは若干かかるが、長い目でみたら必要不可欠な投資だ。逆に、今から少しずつ始めていった方が、後から慌てるよりもノウハウと技術が内部で蓄積できる。結果として投資資金は少なくてすむ。」
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毛受が数多くの言葉で説明しても、この運動を支えてきた人々は、インターネットなどの新技術がイメージできず、また、それを裏付けるデータなどもなく、ASK-NETプロジェクトは「ずさんな計画」と却下された。しかし、それでも諦めず毛受の説明が続いた。
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そんな姿勢をみて、愛知私教連委員長の寺内義和氏が口を開いた。「世の中の創造的なものとは、はじめは皆が理解できず孤立から始まる。その孤立したものに対し、自分が理解できないからと言って、拒んでしまっては創造的なものは生まれず、そういった組織は衰退していく。一度やらせてみるか。」 その言葉が決めてとなり、ASK-NETプロジェクトにチャンスが与えられた。
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