上月財団 第21回(2024年度)「クリエイター育成事業」募集開始!
デジタルアーティスト・イラストレーター・漫画家等を目指す若者たちの活動をサポート
~これまでに延べ670名が助成を受け、トップクリエイターとして多数の方が活躍中~
2024年2月19日
一般財団法人 上月財団は、2024年2月19日より、第21回(2024年度)「クリエイター育成事業」助成対象者の募集を開始します。
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第21回「クリエイター育成事業」募集要項はこちら |
本財団は、コナミグループ株式会社の創業者で代表取締役会長を務める上月景正によって設立され、40年以上にわたるあゆみを通して、スポーツ・教育・文化の振興と発展、並びにより良い社会の形成等、公益の増進を目的とする事業を展開しています。
今回で21回目を迎える「クリエイター育成事業」は、クリエイター(デジタルアーティスト・イラストレーター・漫画家等)を目指している15歳~25歳位までの方を対象に年額60万円の助成を行い、創作活動に役立てていただくものです。
今後は6月の一次選考、7月の二次選考を経て30名程度の助成対象者を決定し、1年間、助成します。
また、年1回程度、認定された方々が親睦を深め、日頃の創作活動を報告する成果発表会の開催を予定しています。
助成対象者の決定にあたり、株式会社手塚プロダクションの松谷孝征社長、アニメーションの分野で幅広く活躍している東京藝術大学大学院 映像研究科の伊藤有壱教授、株式会社コナミデジタルエンタテインメント プロモーション企画本部 車田貴之本部長をはじめ、クリエイターの分野に精通した有識者による厳正な選考を実施しています。
クリエイターとしての活動をサポート
助成期間中は、全8回(予定)の課題作品を制作し、その中から一部の作品は、クリエイターの活動実績として様々な媒体で紹介する機会を設けています。
・スポーツ競技大会等のポスターやパンフレットへの作品使用
![]() 『全日本小学生柔道育成プロジェクト2023』 ©ささきはるこ/上月財団 |
![]() 『道場わっしょい!in愛媛』 ©ハル/上月財団 |
・株式会社共同通信社が加盟新聞社をはじめ民間企業・団体、官公庁向けに発行する会員制週刊誌「Kyodo Weekly」の表紙イラスト制作への取り組み
![]() 『鯉のぼり』 ©おくちー/上月財団 |
・夏休みに子どもたちが実際に“見て触れて知る”ことで、さまざまな昆虫に興味を持ってもらう「大昆虫展 in 東京スカイツリータウン®」では、「昆虫」をテーマに描いた作品をパネル展示し、来場された方々への特典としてポストカードを配布
![]() 『White Ghost』 ©呉鯛/上月財団 |
その後トップクリエイターとして活躍されている方々
2004年の事業開始以来、延べ670名が助成を受け、漫画家・アニメーション作家・画家・美術作家等、クリエイターとして第一線で多数の方が活躍しています。
【漫画家 あずみきしさん】
月刊コミックバンチで『死役所』を連載中のあずみきしさんは「全ての経験が糧になる。回り道を恐れずに、いろいろなことにチャレンジしてほしい。」と未来のトップクリエイターたちへエールを送っています。
![]() 『死役所』 ©あずみきし/新潮社 |
【漫画家 くさかべゆうへいさん】
3度にわたって認定を受け、視野を広げ見聞を深めることに助成金を活用、作品づくりに集中し、数々の個性的な作品の発表を経て、現在は、週刊少年サンデーで『白山と三田さん』を連載しています。
![]() 『白山と三田さん』 ©くさかべゆうへい/小学館 |
【漫画家 藤村緋二さん】
別冊少年マガジン『神さまの言うとおり』でデビューした藤村緋二さんは、助成を受けていた当時「10年後、どんな漫画家になっていたいかを考えていた」と語り、新連載や個展の開催、作品の映画化等、ますます活躍の幅を広げています。
![]() 『神さまの言うとおり』 ©金城宗幸・藤村緋二/講談社 |
第21回「クリエイター育成事業」募集概要
- 募集対象者
- クリエイター(デジタルアーティスト・イラストレーター・漫画家等)を目指している15歳~25歳位までの方
- 助成金
- 年額60万円
- 助成期間
- 2024年8月~2025年7月
- 助成人数
- 30名程度
- 応募期限
- 2024年5月7日
- 選考方法
- 一次(6月予定)作品選考
二次(7月予定)実技審査・面接 - ※諸事情により、日程・選考方法を変更する場合があります。
- ※二次選考会場までの交通費は、国内分のみ実費を支給します。当日集合時刻に間に合わない場合、財団が指定する宿泊場所を無償提供します。