2023年2月27日

一般財団法人 上月財団は、2023年2月27日より、第20回(2023年度)「クリエイター育成事業」助成対象者の募集を開始します。

第20
回「クリエイター育成事業」募集ポスター
第20 回「クリエイター育成事業」募集要項はこちら

本財団は、コナミグループ株式会社の創業者で代表取締役会長を務める上月景正によって設立され、40年にわたるあゆみを通して、スポーツ・教育・文化の振興と発展、並びにより良い社会の形成等、公益の増進を目的とする事業を展開しています。

今回で20回目を迎える「クリエイター育成事業」は、クリエイター(デジタルアーティスト・イラストレーター・漫画家等)を目指している15歳~25歳位までの方を対象に年額60万円の助成を行い、創作活動に役立てていただくものです。

2004年の事業開始以来、延べ640名が助成を受け、漫画家・アニメーション作家・画家・美術作家等、クリエイターとして第一線で活躍している方が多数います。

漫画家 くさかべゆうへいさんも「クリエイター育成事業」認定者で、視野を広げ見聞を深めることに助成金を活用し、これまでに数々の個性的な作品を発表、現在は、週刊少年サンデーで『白山と三田さん』を連載しており目覚ましい活躍をみせています。

『白山と三田さん』(C)くさかべゆうへい/小学館
『白山と三田さん』©くさかべゆうへい/小学館

別冊少年マガジン『神さまの言うとおり』でデビューした藤村緋二さんは、助成を受けていた当時「10年後、どんな漫画家になっていたいかを考えていた」と語り、新連載のほか個展の開催等ますます活動の幅を広げ、挑戦を続けています。

『神さまの言うとおり』(C)金城宗幸・藤村緋二/講談社
『神さまの言うとおり』©金城宗幸・藤村緋二/講談社

この世を去った者たちが最初に訪れる“シ役所”が舞台の『死役所』を月刊コミックバンチで連載中のあずみきしさんは「全ての経験が糧になる。回り道を恐れずに、いろいろなことにチャレンジしてほしい。」と未来のトップクリエイターたちへエールを送っています。

『死役所』(C)あずみきし/新潮社
『死役所』©あずみきし/新潮社

今後は6月の一次選考、7月の二次選考を経て30名程度の助成対象者を決定し、1年間、助成します。

株式会社手塚プロダクションの松谷孝征社長をはじめ、漫画家のくらもちふさこ先生、アニメーションの分野で幅広く活躍している東京藝術大学大学院 映像研究科の伊藤有壱教授、コナミグループ株式会社の東尾公彦代表取締役社長で構成される選考委員会で、クリエイターの分野に精通したプロフェッショナルによる厳正な選考を実施しています。

概要

募集対象者
クリエイター(デジタルアーティスト・イラストレーター・漫画家等)を目指している15歳~25歳位までの方
助成金
年額60万円
助成期間
2023年8月~2024年7月
助成人数
30名程度
応募期限
2023年5月8日
選考方法
一次(6月予定)作品選考
二次(7月予定)実技審査・面接
※諸事情により、日程・選考方法を変更する場合があります。
一般財団法人[非営利型]上月財団は、コナミグループ株式会社の創業者で代表取締役会長を務める上月景正によって設立され、40年にわたるあゆみを通して、スポーツ・教育・文化の振興と発展、並びにより良い社会の形成等、公益の増進を目的とする事業を展開しています。
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