II .パソコン使用環境

 本校のインターネット利用教育の歴史は,平成5(1993)年にMacintosh LCVを10台導入したことから始まる。平成6(1994)年4月には広域ネットワークへの接続を開始し,平成11(1999)年4月には,大学の附属学校支援網から独立しUNIX-OSのSUN Ultra10(DNS)を導入した。<図2>

▲図2 機器導入と接続環境の移り変わり
▲図3 主なパソコン使用環境

 現在は,約120台のWindowsマシーン,Mac OSマシーンをすべてネットワークで接続している。内42台を情報教室に,21台を視聴覚室に集中配置している。他は,教室,特別教室,教官室等に分散配置している。昨年度は,ノート型Windowsマシーン15台(ノート型)を新規導入し,無線LANを利用し,校舎内,敷地内で自由にネットワーク利用ができる環境を整えた。<図3・4>



 電子メールについては,教官と3年生以上のすべての子どもたちに個人アカウントを発行し,自由にメール交流ができる環境にある。メールソフトはWinbiff V2(Orangesoft社)を導入している。メールサーバーを設置し,そこには個人一人ひとりの送受信フォルダを置き,校内にあるネットワークでつながれたどのクライアントマシンからも,電子メールのやりとりができる環境を整備した。
 テレビ会議システムは,プレイルームにISDN回線用1セット,多目的室に専用線用1セット配置してあり,両方の部屋から別々に同時にテレビ会議をおこなうことが可能である。