2017年10月4日(水)、第14回「クリエイター育成事業」助成対象者の作品選考会が開催されました。
クリエイターを目指し日々創作活動に励んでいる助成対象者30名より、「「クリエイター」をイメージする、デザインとキャッチコピーもしくはイラストカットとキャッチコピー」をテーマとした作品を提出いただき、特に優れた作品には、下記のとおり優秀賞および努力賞を授賞することを決定いたしました。
「クリエイター」をイメージする、デザインとキャッチコピーもしくはイラストカットとキャッチコピー
優秀賞

(クリエイター(カットイラスト))
デジタルイラストやアート、デザインなど、様々なものを描きつくるクリエイターたちを描きました。
楽しく、でも真剣に作品と向かっているような、ものづくりがしたくなるようなイラストを目指しました。
デジタルイラストを描いている女の子のイラストは、
以前、制作現場を見学させてもらった時の作業環境を参考にさせていただきました。
上月財団から助成を受けて、こうして受賞できたことを大変嬉しく思います。
これからも、より良いクリエイターに近づけるよう努力していきたいです。
有馬唯(第14回助成対象者)
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優秀賞
 (キャッチコピー)
今現在描いている作品は全て未来への自分に向けたメッセージであり、
描いた絵は全て実力と言う形で自分を完成へと近付けさせてくれると言った意味を込めています。
一行でさっぱりと終わらせるか二行にしてメッセージ性を高めるかで数時間ほど悩みました。
字体にも気を使い固くなく崩れ過ぎていないものを使いました。
受賞して、とても嬉しいです。
自分の作り上げた作品が良い評価を受けると 自分自身がほめられるよりも喜びが大きく感じます。
佐藤圭一郎(第14回助成対象者)
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努力賞
 (イメージの先へ)
物を生み出すときの躍動やエネルギーをイメージして制作しました。
宙を駆ける男の子が持っているペンキは情熱を表しています。
体の骨格やバランスが自然に見えるように気をつけて制作しました。
カラフルにしつつも色に統一感が出るように色あいを調整するのが難しかったです。
ジャケットの裾や服のシワが違和感なく見えるように試行錯誤して制作しました。
この度はこのような賞を頂き、大変嬉しく思います。
この喜びを胸に、より一層成長できるよう精進して参ります。
そして、人の心を動かすような作品を作り出していきたいと思います。
この度は誠にありがとうございました。
阿久沢愛(第14回助成対象者)
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努力賞
 (create & image)
クリエイター自身とクリエイターの頭の中から生まれるイメージを
無数の顔のイメージに象徴して表現しました。
頭の中から溢れてくるさまざまなイメージを
ドローイングのように描きとめ、画面に配置していきました。
今回の制作に限らず、頭の中のイメージや自分の求める空間が、
色やかたちの重なりとともに紙上に表れる瞬間は、
いつも新鮮で絵画の魅力を感じます。
今回の受賞を励みに、より一層制作に取り組み、
自らの求める絵画世界を深めていきたいと思います。
しろこまたお(第14回助成対象者)
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