デビュー作『RUN RA RUN』で、BACA-JA2008特別賞、毎日学生デザイン賞等受賞‼ 現在もNHK Eテレ『0655』『2355』日めくりアニメーション等で担当を務めるアニメーション作家

田中美妃さんたなか みき


©田中美妃
『盲目の砂糖』


©田中美妃
『つままれるコマ』

プロフィール

フリーランスのアニメーション作家
2008年『RUN RA RUN』でBACA-JA2008特別賞、 毎日学生デザイン賞等受賞
現在、NHK Eテレ『0655』『2355』日めくりアニメーション等で担当を務めている。

田中美妃
©田中美妃

Q&A

たくさん手を動かして、ともにがんばりましょう。
Q. アニメーション作家を志したきっかけ

元々絵を描くのが好きで大学に進学し、在学中に様々な作品に出会い、 制作を学んでいくうちに絵が動く面白さに魅了されていきました。

Q. 本助成を受けていた頃の夢・目標について

助成を受けていた時は大学院生の頃で、とにかく修了制作を完成させたいと必死でした。
アニメーションは時間のかかる作業で、一年(以上?)がかりで取り組んでおりました。
その間アルバイト等に気を取られず、制作に没頭することができ、無事完成させる事が出来ました。

Q. 本助成を受けて良かったこと

大学でアニメーションに出会い、更なる研究をと思い大学院へ進学した時に財団の助成を受けました。
アニメーションは完成までに時間がかかります。
助成のおかげで制作に没頭させて頂くことが出来、大変有意義な学生生活を送ることができました。

Q. 本事業に関する思い出

選考会は漫画家さんがいっぱい受けていました。
周りの方の初めて見る道具や方法をチラチラ見ながら、試験を受けました。
あまり他人の制作現場を一堂に見ることはないので、多くの方が作業する空間、熱気がすごかったのを覚えています。

Q. アニメーション作家としてやりがいを感じる時

アニメーションはすぐには出来ません。
頭の中でなんとなく描いた動きを、ああかな、こうかなと試行錯誤し紙に落とし、時間を経てやっと実際に見ることができます。
それを見るときの興奮はなんとも言えません。

Q. これからの夢・目標や計画

アニメーションでお仕事をさせて頂いておりますが、それとは別に自主制作として作品をもっと作り、フェスティバルでグランプリを取りたいと思っています。

Q. クリエイターを目指している若い方々へ

どのジャンルでもそうだと思いますが、作品はすぐにはできません。
うまくいかないと紙がぐしゃぐしゃになって、納得いかない絵が出来ても、その工程は必ず必要なんだと思います。
で、ダメだーと一呼吸おいて、アプローチを変えてみる。
その繰り返しで頑張ってください。
私も頑張ります。

田中美妃
©田中美妃/上月財団
「クリエイター育成事業」認定作品

実績

RUN RA RUN BACA-JA2008特別賞、 毎日学生デザイン賞等受賞
つままれるコマ 2010年ザグレブアニメーションフェスティバルspecial mention受賞
盲目の砂糖 2014年Animac 、KLIK! amsterdam 2014 入選
NHK Eテレ『0655』『2355』 日めくりアニメーション等担当
※2017年1月時点
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