情報活用の実践力の向上、マナーの向上をねらいとした教科、総合的な学習の取り組みと評価
富山県福光町立吉江中学校
平成13年度1学年部会
林 秀次
目次
(1) 教科・領域学習構成図
総合的な学習で生徒に身につけさせたい力
(2) 取り組みの概要
A 教科での取り組み
B 基礎総合での取り組み
C 発展総合(はばたきtime)での取り組み
概要
情報活用の実践力を高めるためには、特定教科のみの取り組みであったり、総合的な学習のみの取り組みであったりすると難しい。また、生徒に求められる情報スキルやマナーについては多岐にわたっているため、ねらいを明確にし、カリキュラムのどこで何を通してどのような力をつけていくのかを計画していかなければならない。過去3年間の取り組みの反省を踏まえて、ねらいを整理し、教科や総合的な学習の中に取り入れた。
本年度の1年生の取り組み(昨年度の活動、問題点を振り返って)
(1) 総合的な学習のねらいの洗い出し。
ねらいを基盤においた年間計画を作成し、情報スキルなどの学習が偏りのあるものにならないように配慮する。
(2) 教科・総合の連携でスキルを育成できる場面を作る。
A 教科の中でのスキル学習
B 総合を2本立てとし(基礎総合 ベース 、発展総合 はばたき )基礎総合では、短期の課題をもうけ、スキルを学ぶ。発展総合では自己の課題を作り上げ時間をかけて探究するという形で取り組んだ。